1月10日(日)科学の目シリーズ⑥冬越しする生き物たち講座!

みなさんこんにちは!事務所スタッフのあいちゃんです!!
2016年になりました!今年もどうぞよろしくお願いいたします。
いつも長いブログで失礼しております・・・
今年の目標は、簡潔に!楽しく!みなさまに「山田緑地」をお伝えすること!!・・・頑張ります!!(笑)

さて昨日、「科学の目シリーズ」の第6弾、「冬越しする生き物たち」講座が行われました。
講師はもちろん、本講座でお馴染み!「まほろば自然学校」さんです。
寒い冬、生き物たちはどうやって過ごしているのかな?
厳しい冬を生き抜く、生き物たちの「戦略」を学び、観察しました!

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観察に出かけてすぐ、小さな隙間に小さなカマキリのたまごを見つけました。
カマキリたちはたまごで冬を越すのですね。

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「落ち葉の中には何がいるかな~?」
講師が開いてみると・・・わーーーっと出てきたのはクモの赤ちゃん!
「蜘蛛の子を散らす」とはまさにこのこと!
みんなで身を寄せ合って冬の寒さに耐えながら寝ていたのに、起こしちゃってごめんなさい!!

こうして生き物たちを探しながら、とあるエノキの木の前へやってきました。
ここで、講師より問題です!
「このエノキの下の落ち葉に隠れてある生き物がいます!探せるかな?」

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老いも若きも男も女も・・・みんなでしゃがんで、一枚一枚落ち葉を見ます。
次第に無言になり、みなさん黙々と落ち葉とにらめっこ。ちょっぴり寂しい、沈黙の時間。
やがて、子どもたちが「いた!!!」と声を上げました。

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こうして見つかったのは、ゴマダラチョウの幼虫。
すると次々にゴマダラチョウの幼虫を見つけた人が続出!
いもむし大好きなあいちゃんも、ぜひ!と思ったのですが、残念ながら見つけることができませんでした・・・
・・・・・・縁結びのお守りでも買おうかな?

次に「クヌギカメムシ」のたまごを探しました!
どうやら、木の割れ目に、小さな緑色のゼリーのようなつぶつぶがあるらしいのです。

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しばらく探していると・・・ありました!

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緑のゼリーみたいな部分は生まれてきた赤ちゃんカメムシの「ミルク」になるのだそう。
生き物たちの冬越し戦略もさることながら、お母さんたちの「子育て戦略」にも感服いたします!

その他、ドングリやミノムシ、ヨコヅナサシガメの赤ちゃんなどなど、たくさんの生き物に出会えました!
みんなそれぞれ、いろんな姿(たまご、赤ちゃん、大人など)で、
いろんな場所(土の中、木の割れ目、何かの下など)で、
この厳しい冬を乗り切ろうと必死に生きていました!!

・・・さて、やっぱり長くなってしまいました。
頑張ります・・・・・・・!

【予告】次回!科学の目シリーズ第7弾!!
テーマは「鳥の羽」
2016年2月14日(日)13:30~16:00
受け付けはお電話で1月17日より承ります。(TEL:093-582-4870)
詳しくはイベント情報をご確認ください!!

※山田緑地では本来、動植物の採取および持ち込み・持ち出しを禁止しています。
今回のイベントは専門家の指導の下、子どもたちの環境教育・生物の学習などの目的で行われたものです。
みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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